口<下>専門医が教える歯と歯茎を丈夫にする5つの習慣

公開日: 更新日:

■ガムや昆布を噛んで筋肉をほぐす

 食事だけでなく、普段、ガムを噛むことも唾液の分泌を促し、口と顎周りの筋肉をほぐす効果がある。しかし、糖分はプラークをつくる原因になるので、ガムを噛むなら甘味料に「キシリトール」を使ったものを選ぶようにしよう。また、「酢昆布」や「だし昆布」を噛むこともおすすめ。昆布には、うま味成分が豊富に含まれ、口に含むだけで唾液がどんどん出てくる。そして、噛めば噛むほどおいしくなるので、口の老化を防ぐ理想的な食材だ。

■上下の歯の接触を減らす

 人は1日(24時間)のうちに、上下の歯が接触している時間は約20分程度が正常。食べ物を噛むときに、瞬間的に接触させるだけだ。しかし、仕事中やパソコン操作中に、上下の歯を無意識に接触(噛みしめ)させてしまう人がいる。これを「歯列接触癖(TCH)」という。TCHがあると、顎周りの筋肉を硬直させたり、顎関節症の原因になる。歯の接触に気づいたら、すぐに離すように心がけよう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動