コロナ感染リスク増!「花粉症」を放置してはいけない理由

公開日: 更新日:

 コロナ対策では、換気が必須だ。特に飲食店では、窓を開けっぱなしにして風通しをよくしている。一方、花粉症では、換気は敵。花粉にさらされ、よりくしゃみなどの症状がひどくなる。飲食店ではマスクを外さざるを得ず、くしゃみ連発という事態も考えられる。「コロナに感染する」と「コロナを感染させる」双方のリスクを低くするためには、花粉症の適切な治療しかない。

■適切な薬を適切に使う

「花粉症の薬の中には、効果が最大に出るまで1~2週間かかるものもあります。すでに花粉症だと分かっている人は、今日から薬を飲み始めるべき。それでも決して早い対策とは言えません」

 花粉症の人の中には、薬で症状が抑えられないという人も少なくないだろう。それは適切な薬を使えていないからだ。

「花粉症の薬は、それぞれ得意とする症状が違います。くしゃみや鼻水がつらい人には第2世代抗ヒスタミン薬が効きます。鼻詰まりには、抗ロイコトリエン薬が必要で、抗ヒスタミン薬だけでは効きませんし、市販薬では抗ロイコトリエン薬がそもそもありません」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」