ウオノメはなぜできるのか 正しいセルフケアと治療法は?

公開日: 更新日:

 ウオノメは、正式名称「鶏眼」(けいがん)と呼ばれるもので、圧迫や摩擦といった物理的な刺激が慢性的に加わることで、皮膚の表面にできてしまう硬いしこりです。

 似たようなものでタコ(正式名称「胼胝=べんち」)がありますが、タコは皮膚が硬くなって外側に盛り上がるのに対し、ウオノメは硬くなった部分が皮膚の内側のほうにのめり込み、芯のようになることが大きな違いです。

 タコは硬くなるだけで痛みを伴いませんが、ウオノメは硬くなった芯が押されると痛みを感じるのが特徴。

 原因の多くが、サイズや形の合っていない靴を履いたりして、ウオノメができる部分の皮膚に無理な力がかかっていることにあります。

 セルフケアは、できてしまったものを取り除くだけだと、その時は一時的に良くなりますが、原因に対処しないと根本的な解決にならず再発してしまいます。ウオノメそのものを取り除くことではなく、できないような生活習慣を送ることが大事です。ウオノメができてしまった部分に無理な力がかからないように、靴の形やサイズを見直したり、市販の緩衝材(ウオノメの部分に力が加わらないようにするパッチなど)を利用してみてもいいでしょう。足裏の特定の場所に体重がかからないよう、歩き方に注意することでも改善できます。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  2. 2

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  5. 5

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 8

    ソフトバンクに「スタメン定着後すぐアラサー」の悪循環…来季も“全員揃わない年”にならないか

  4. 9

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  5. 10

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明