もう歌えないかもと涙…エドアルドさん多発性硬化症と闘う

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「悪化すると自力では動けず車イスの生活になることもあります」と先生に言われたときの衝撃は言葉にできないほど強くて、「動けなくなる、ということは歌えなくなる?」と想像してしまって、そのほかの話が何も入ってきませんでした。

 それでも、「即入院」を2日延ばしてもらって、仕事のことや入院の準備をしました。マネジャーとの電話では涙、涙……。

 じつは入院当日は、ライブ配信をするという大事な日だったのです。

 大勢の歌手が出演するライブではありましたが、私にとってはコロナ禍で初めての配信ライブ。出演できることを楽しみにしていた分、落胆が大きく、病室でひとりその配信を見ながら、「もう歌うチャンスはないのかもしれない」と泣いてしまいました。

 先生のお話でも、「治療の効果は人により違い、期間がどのくらいかも含めて、ハッキリしたことは何も言えない」とのことで、不安は募るばかり。予定では15日間の入院と言われましたが、スラスラ書けた日本語も書けなくなってしまい、このまま悪化していくことしか考えられなくなりました。

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