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古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

脳を覚醒させ腸の働きを高めるタケノコは朝食にピッタリ

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 そのほかにも、抗酸化物質のひとつであり、体内では活性酸素を取り除く働きなどがあるポリフェノールが多く含まれます。小松菜やピーマンなどの緑黄色野菜と同程度のポリフェノールを含んでいるほどです。

 一般的な茹でタケノコは、若干水に溶けやすいビタミンが流出し、カリウムが100グラム当たり470ミリグラムと少なくなる以外は、あまり栄養価は変化しません。逆に、食物繊維は3.3グラムに増えます。水煮缶詰に加工されると、特にカリウムが77ミリグラムまで減ってしまいます。生がおすすめです。

 タケノコを塩蔵した、いわゆるメンマにすると全体的に栄養素が減ってしまうのですが、食物繊維は2.8グラムから3.5グラムまで増えるというメリットもあります。

 いつ食べるか、どのような加工を施したものを食べるか。ご自身の目的に応じて召し上がってみてはいかがでしょうか。

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