「急に声が細くなって…」歌手・平浩二さん 今年患ったばかりの「くも膜下出血」を振り返る

公開日: 更新日:

 原因は、意外にも高血圧だと言われました。僕はかかりつけ医にそんなことを言われたことはなかったですし、もちろん降圧剤など飲んでいなかった。コロナ前にはジムに通い、たまにジムで血圧を測ってもせいぜい130(㎜/Hg)とか140だったので、「ちょっと高めかな」ぐらいの認識で、血圧はまったく気にしていませんでした。コロナ禍ではジムが休業になったので、小1時間のウオーキングをして健康管理には気を付けていたつもりなのです。

 でも、原因が高血圧と言われて、いまは降圧剤を飲んでいます。毎日昼と夜、血圧を測るようになりましたし、少し体重が増えてきたので、ご飯は控えめにしています。

 つくづく健康が一番だと実感しました。後遺症はありませんが、23日間の入院生活ですっかり足腰が弱ってしまったので、時間をかけて少しずつ元の筋力を取りもどしたいと思っています。

(聞き手=松永詠美子)

▽平浩二(たいら・こうじ)1949年、長崎県生まれ。1967年に歌手を目指して上京し、2年後に「なぜ泣かす」でレコードデビュー。1972年に「バス・ストップ」が大ヒットし、その後も多くのアーティストにカバーされている。50周年記念アルバム「50thアニバーサリー 平浩二~魅惑のすべて~」など作品多数。初代・佐世保観光名誉大使でもある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一コンプラ違反で無期限活動休止の「余罪」…パワハラ+性加害まがいのセクハラも

  2. 2

    クビ寸前フィリーズ3A青柳晃洋に手を差し伸べそうな国内2球団…今季年俸1000万円と格安

  3. 3

    高畑充希は「早大演劇研究会に入るため」逆算して“関西屈指の女子校”四天王寺中学に合格

  4. 4

    「育成」頭打ちの巨人と若手台頭の日本ハムには彼我の差が…評論家・山崎裕之氏がバッサリ

  5. 5

    進次郎農相ランチ“モグモグ動画”連発、妻・滝川クリステルの無関心ぶりにSNSでは批判の嵐

  1. 6

    「時代と寝た男」加納典明(19) 神話レベルの女性遍歴、「機関銃の弾のように女性が飛んできて抱きつかれた」

  2. 7

    吉沢亮「国宝」が絶好調! “泥酔トラブル”も納得な唯一無二の熱演にやまぬ絶賛

  3. 8

    ドジャース大谷「二刀流復活」どころか「投打共倒れ」の危険…投手復帰から2試合8打席連続無安打の不穏

  4. 9

    銘柄米が「スポット市場」で急落、進次郎農相はドヤ顔…それでも店頭価格が下がらないナゼ? 専門家が解説

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題か...大谷の“献身投手復帰”で立場なし