グルコサミンやコンドロイチンは関節の痛みに効くのか?

公開日: 更新日:

 ただ、補助としてグルコサミンやコンドロイチンのサプリメントを使用したいのであれば、「効果を期待できると考えられる量がしっかり配合されているか」を確認しましょう。たとえば、グルコサミン塩酸なら1日当たり1500~2000ミリグラム、N―アセチルグルコサミンなら500~1000ミリグラム、コンドロイチン硫酸なら1000~1200ミリグラム程度が効果を期待できる量(有効量)と考えられています。せっかくであれば、ちゃんとしたものを飲みたいですよね。一見同じように見えるサプリメントでも、「配合量を確認するとまるで別物」ということも多くありますので、注意しましょう。

▽河合隆志(かわい・たかし)1975年、愛知県出身。医学博士。日本整形外科学会専門医、日本抗加齢医学会専門医。東京医科大学医学部卒業。東京医科歯科大学大学院博士課程修了。愛知医科大学学際的痛みセンター勤務後、米国のペインマネジメント&アンチエイジングセンターほか研修。2016年「フェリシティークリニック名古屋」開院。原因不明の痛み、体調不良に対し、対処法ではなく痛みを根本的に治す治療を試みている。著書に「医者が考案した腰痛がラクになる『酸素たっぷり呼吸法』」など。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景