在宅社員の健康管理「バイタル測定サービス」ってなんだ?

公開日: 更新日:

 では、どうして顔の撮影でバイタルデータの推定値が分かるのか。

「この測定には、カナダのNuraLogix社の特許技術を採用しています。私たちの周りの自然光は、顔の皮膚の下にあるヘモグロビンなどの成分に到達します。その成分から跳ね返ってきた反射光をスマホのセンサーが捉え、皮膚の下の血流量を特定し、その血流量の変動をAI(人工知能)が解析して各項目の推定値を算出しているのです」

 ただし、撮影する人や撮影環境によって、推定値には多少のズレが生じる。また、本サービスは医療機器ではないので、医療目的の使用はできない。NTTデータのヘルスデータバンクは、国内の約3000社(団体)、約400万人の健康管理に利用されているという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  2. 2

    7代目になってもカネのうまみがない山口組

  3. 3

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  4. 4

    福山雅治のフジ「不適切会合」出席が発覚! “男性有力出演者”疑惑浮上もスルーされ続けていたワケ

  5. 5

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  1. 6

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  2. 7

    DeNA藤浪晋太郎がマウンド外で大炎上!中日関係者が激怒した“意固地”は筋金入り

  3. 8

    収束不可能な「広陵事件」の大炎上には正直、苛立ちに近い感情さえ覚えます

  4. 9

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  5. 10

    吉村府知事肝いり「副首都構想」に陰り…大阪万博“帰宅困難問題”への場当たり対応で露呈した大甘な危機管理