AIを活用した最新CTは何がすごいのか 低線量と高画質を両立

公開日: 更新日:

 病気の画像診断に用いられるCTは、人体を透過したX線のデータを円周状に収集し、画像再構成処理によって断面画像を取得している。照射するX線量が多ければ高画質が得られるが、患者の被ばく量が増える。

 一方、X線量を低く抑えれば被ばく量は低減するが、ノイズが増加して画質が劣化するという相反関係がある。

 この課題を解決すべく、各メーカーは低線量でありながら高画質を実現する「CT画像再構成法」の改良開発を続けている。国内のCTシェアの過半を握る「キヤノンメディカルシステムズ」(栃木県大田原市)は、2011年に「AIDR-3D」、15年に「FIRST」という画像再構成技術を開発してきた。

 そして、18年には世界で初めてAI(人工知能)のディープラーニングを用いて設計した深層学習応用再構成法「AiCE」を搭載したCTを販売した。

 簡単に言えば、CTデータをディープラーニングの技術を使ってノイズだけを選択的に除去した画像へと再構成してくれるのだ。同社・CT事業部の原田智和部長が言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 4

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  2. 7

    白木彩奈は“あの頃のガッキー”にも通じる輝きを放つ

  3. 8

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  4. 9

    12.2保険証全面切り替えで「いったん10割負担」が激増! 血税溶かすマイナトラブル“無間地獄”の愚

  5. 10

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?