眼科編(2)女性・高齢・近視でなりやすい緑内障とはどんな病気か

公開日: 更新日:

「そのためには早期発見が重要です。40代になったら1年に1度程度の眼科検診を受けることが望ましいのですが、定年などで定期検診の機会が減り、症状が進む60歳を越えたら、意識して半年から1年に1度のペースで検査を行うことが大切です」

 ひと口に緑内障といってもさまざまな種類がある。代表的なのは閉塞隅角緑内障と原発開放隅角緑内障だ。

 隅角とは目の内部に栄養を送る水(房水)の排水口で、黒目(角膜)と茶目(虹彩)が交わった場所に目の周りを囲むように全周に存在する。

「閉塞隅角緑内障は隅角が狭くなって遮断され房水が排出されなくなった状態です。眼圧が急速に上がり、光の周囲に輪が見える、かすむ、目が痛い、頭痛がするなどの症状が表れます。眼圧が上がった状態が数時間も続くと視神経がダメージを受けて視野が急速に失われます。閉塞隅角緑内障は女性や高齢者に多く、目の小さな人も元来、隅角が狭いのでなりやすいといわれています」

 原発開放隅角緑内障は隅角は開いているが、その先の房水流出路に問題がある病気だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状