「虫刺され」はかいてはダメ! 感染症で腫れ・痛み・発熱…症状が強いと入院に至るケースも

公開日: 更新日:

■子供は悪化しやすい

 ステロイド入り外用薬は市販品もある。ただ、抗炎症作用のほか免疫抑制作用もあるため、化膿した皮膚に使うとかえって悪化する恐れがある。“緊急用”として市販品を使っても、改善が見られなければ皮膚科の受診を。無意識にかきむしってしまうのを防ぐため、貼るタイプのかゆみ止めを活用するのも手だ。

 虫刺されは、年齢や体質などによって個人差が見られる。子供は刺されやすく、刺されると悪化しやすい傾向にある。大人でも、以前に蚊に刺されて悪化した経験がある人は、繰り返しやすい。

 心当たりがある人は、備えあれば憂いなし。刺された場合を考えて、外用薬を携帯するのも良さそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い