「虫刺され」はかいてはダメ! 感染症で腫れ・痛み・発熱…症状が強いと入院に至るケースも

公開日: 更新日:

 一方、蜂窩織炎は皮膚の真皮からさらに深い皮下脂肪組織を中心とした細菌感染症で、黄色ブドウ球菌や連鎖球菌などが原因になる。腫れ、痛み、熱を持ったような感覚が生じ、悪化した場合には発熱や倦怠感も。実は記者も経験があり、日中に虫に刺された足首が夜には腫れだし、翌日にはパンパンに腫れ上がり、歩行に支障をきたすまでになってしまった。

「この2つは厳密な区別が難しい場合もあります。どちらも治療は、抗生物質が入った塗り薬を塗布し、抗生物質の飲み薬を内服します。おおむね1週間程度で治まりますが、症状が強く出ている場合は、入院し、抗生物質の点滴を行わなければならないこともあります」(蓮池医師=以下同)

「新宿駅前クリニック」では例年6月ごろから虫刺されで来院する人がぐんと増えるそうで、ピークは6~8月。「ひどい状態」を訴える患者は、キャンプ場やゴルフ場などの自然が豊かな状況にいた場合が多く、蚊やブヨに刺されたことが原因ではないかと推測される。

「無防備な服装で出掛ける人が多い。虫に刺されないようにすることが基本です。長袖や長ズボンを着用し、露出部位には虫よけスプレーをする。虫に刺されたことに気づいたら、とにかくかかない。屋外なら、流水や保冷剤で刺された箇所を冷やし、すぐにかゆみを抑えるようにしましょう。帰宅後はなるべく早めにステロイド入りの外用薬を塗り、炎症やかゆみを抑えてください」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に