アウトドアブームで要注意の「毒虫」はマダニだけではない

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 今年のゴールデンウイークは、長い人で11連休になるとか。新型コロナウイルスのこともあって、ハイキング、登山、キャンプなどを計画している人も多いだろうが、アウトドアにもそれなりの危険が潜んでいる。最近は、毒虫の被害が増えているので要注意だ。

 噛まれると「重症熱性血小板減少症候群」を引き起こし急死することもあるマダニは別として、たいていは刺されたり噛まれたりしても、命を落とすようなことはないが、強烈な痛みやかゆみに襲われたり、血まみれになったりと、台無しな気分にさせられる。

 長浜バイオ大学(医療情報学)の永田宏教授に聞いた。

 毒虫の中で、近年注目株のひとつとされるのが「ヤケドムシ(アオバアリガタハネカクシ)」だ。

「ヤケドムシは、体長6~7ミリのおとなしい昆虫です。ところが体内にペデリンという強力な毒を持っているのです。たまたま顔や腕にとまったところをサッと払いのけようとすると、軟らかい体が簡単に潰れて、毒液が皮膚に線状に付着します。するとその痕がヒリヒリと痛み、赤く腫れて水ぶくれになってしまいます(線状皮膚炎)。それがヤケドの症状と似ているので、ヤケドムシと呼ばれているわけです」

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