マスクが感染リスクをアップさせている可能性はないのか

公開日: 更新日:

 新型コロナ感染症の感染拡大が止まらない。連日、新規陽性者数は最高記録を更新、7月20日の7日間移動平均は10万1807人となった。

 1週間前は5万9238人だったからいかに急ピッチに新規陽性者が増えているかがわかる。もちろん、連日最高記録の更新である。

 その原因は、オミクロンの変異株で強い感染力を持つBA.5への置き換わりが急ピッチで進んでいること、ワクチン接種率が低い上に接種者も抗体価が低下していること、学校が夏休みに入り人流が増えたこと、国の行動制限が解除されたことなどが挙げられている。

 むろん、これらも問題だが、「マスクの着用も問題ではないか」と主張しているのが、公衆衛生に詳しい岩室紳也医師だ。どういうことか? 話を聞いた。 

「感染力が従来に比べて強いとされるBA.5は、少ないウイルス量で感染するということ。つまり、これまでは問題ない行為であってもそれが感染ルートになると考えなければなりません。そのひとつとしてマスクがあると思います」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情