全数把握の簡略化、入国制限緩和…日本のコロナ対策は大丈夫なのか?

公開日: 更新日:

 デルタ株などと比較してオミクロン株は重症化しにくいとはいえ、季節性インフルエンザの同時流行が起きるなどしたら、発熱外来・救急搬送・対応病床などの逼迫は避けられないのではないか。

「新型コロナの収束にはウイルスの弱毒化とともに免疫の獲得が必要。しかし、ワクチンで得られる免疫は感染によるものよりも短期間であることがわかっている。そのため政府はワクチン接種で一時的に重症化を抑えつつ、その間に感染することで長期間維持できる免疫がつくことを期待していたのではないか。しかし、接種率低迷でそれは無理。結局は昨年同様、感染防止のための巣ごもり生活などを自主的に続けることになるのではないか」(都内の医師)

 政府が脱コロナに踏み出す以上、政府をあてにせず、自分の身は自分で守る覚悟が必要だ。

【連載】コロナ第7波に備える最新知識

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状