著者のコラム一覧
中村幹佑鍼灸師

日本医学柔整鍼灸専門学校鍼灸学科専任教員。はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師。

耳ツボとはどんなもの? 「耳介療法」は米軍でも採用されている

公開日: 更新日:

 ちなみにWHOによる「耳介治療」の用語標準化は、1990年にフランス・リヨンで行われています。

 1970年代初めごろ手術後の痛みを軽減する効果を研究していた香港の精神外科医・温医師が、アヘン中毒者の耳ツボに電気刺激を与えると禁断症状が寛解し離脱に効果があることを発見し、この報告がアメリカに伝わり以降の大規模研究へ進むきっかけとなりました。

 現在では世界中で薬物やアルコールそして処方薬依存、自然災害後の被災者や、退役軍人のPTSD治療にも耳ツボが用いられています。

 特に耳は戦場や病床で刺鍼しやすく痛みに対して即効性があるために、戦場での応急処置「バトルフィールドアキュパンクチャー」として米軍でも取り入れられているのです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    《タニマチの同伴女性の太ももを触ったバカ》を2発殴打…元横綱照ノ富士に大甘処分のウラ側

  2. 2

    日本ハムは「自前球場」で過去最高益!潤沢資金で球界ワーストの“渋チン球団”から大変貌

  3. 3

    高市首相が天皇皇后のお望みに背を向けてまで「愛子天皇待望論」に反対する内情

  4. 4

    年内休養の小泉今日子に「思想強すぎ」のヤジ相次ぐもファンは平静 武道館での“憲法9条騒動”も通常運転の範囲内

  5. 5

    新庄監督にガッカリ…敗戦後の「看過できない発言」に、日本ハム低迷の一因がわかる気がした

  1. 6

    『SHOGUN 将軍』シーズン2撮影中の榎木孝明さん「世界的な時代劇映画のプロデュースに関わりたい」

  2. 7

    横綱・豊昇龍が味わう「屈辱の極み」…大の里・安青錦休場の5月場所すら期待されないトホホ

  3. 8

    和久田麻由子アナがかわいそう…元NHKエースアナを次々使い潰す日テレの困った“体質”

  4. 9

    あの細木数子をメロメロにさせて手玉に…キックボクサー魔裟斗のシタタカさ

  5. 10

    細木数子と闘った作家・溝口敦氏は『地獄に堕ちるわよ』をどう見たか? “女ヤクザ”の手口と正体