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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

熱中症、マラリア…世界の平均気温3日連続最高記録で健康リスクに懸念

公開日: 更新日:

 世界の平均気温が3日連続でこれまでの最高を記録。地球温暖化の急激な進行に、健康への懸念が急激に高まっています。

 アメリカの国立環境予測センターの調査によると、今月3日の世界の平均気温は、観測を開始して以降初めて17度を超えました。
続く4日と5日は17.18度を記録し、3日連続で過去最高を記録したことになります。

 これまでの平均気温の最高は7年前の2016年8月に記録した10.92度でした。専門家は、地球温暖化が進んでいるのに加え、エルニーニョ現象が重なったことで、さらに高温になったとしています。

 折しもアメリカでは南部を中心に軒並み40度を超える異常高温が続き、北東部のここニューヨークでも連日30度を超えています。

 同時に急激に高まっているのが、健康リスクへの懸念です。

 ニューヨークでは過去20年間で、暑さが原因の熱中症または関連の疾患で亡くなる人が急増。それまでの毎年100人から、300人以上が犠牲になるまでになっています。 

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