アルツハイマー病治療最前線 発症前からの薬投与で認知機能低下を抑える

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 プレクリニカル期、あるいは軽度認知障害期にあたるプロドローマル期で薬の臨床試験につながる人が多ければ、アルツハイマー病治療薬、さらには予防薬への開発は一層進むだろう。

 しかし、どうやってプレクリニカル期の人を臨床試験につなげるか。認知機能が正常な段階では、症状もないので、本人も周囲もアミロイドβの蓄積が始まっているとは想像すらしていない。

「アルツハイマー病の治療は、薬の開発だけではダメ。将来的に発症リスクが高い人を、発症前から見つけ出す検査が不可欠。『薬』と『検査』は、いわば車の両輪なのです。脳のアミロイドβの蓄積をスキャンできるアミロイドPET検査が人間に使えるようになったのが2000年過ぎ。しかし当初は商業化できるレベルではなく、ようやく2010年以降、臨床現場ではまだですが、アルツハイマー病新薬の研究においては、広く使えるようになってきました」

■研究結果が今後数年で続々と発表される

 薬の開発・研究が進んでいる。検査も確立されてきている。あとは臨床試験に参加してくれる協力者だ--。

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