様子を見ていたら、ゴルフ翌日に腰に痛みが走り歩行困難に…

公開日: 更新日:

 腰痛は人類が二足歩行を始めた太古から悩まされてきた歴史のある病気だといわれていますが、その原因や症例は意外に多岐にわたっていることをご存じでしょうか。

 例えば「痛み」にしても、長時間立ったり座ったり同じ姿勢をしている場合なのか、ゴルフのスイングやボールを蹴る動作などの腰をひねった時なのか、普通に前にかがんだ時なのかなど、生活を送る中でどんな体の動きをした時に、どう痛くなるのかによっても腰痛の種類が違ってくるのです。

 ある患者さんの例をご紹介します。その患者さんは60代の男性。ゴルフをしていた時に左太ももに痛みが出たということで、自宅近くの整形外科を受診したところ、脊柱管が狭窄することで神経が圧迫される「脊柱管狭窄症」と診断を受け、局所麻酔薬の注射をしてもらったが改善せず。投薬で様子を見ていたら、ある日ゴルフをしたその翌日に今度は腰に痛みが走り、歩行困難となり当院を受診されました。

 診察でMRIの画像を見たところ、腰椎の下から2番目の椎間板が、凸状に飛び出している状態。つまり、椎間板ヘルニアが確認できましたので、さっそく患部に対してメスを使わない特殊なゲル状のインプラントを注入する、セルゲル法による治療を行いました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  2. 2

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か

  5. 5

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  1. 6

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  2. 7

    三山凌輝に「1億円結婚詐欺」疑惑…SKY-HIの対応は? お手本は「純烈」メンバーの不祥事案件

  3. 8

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  4. 9

    佐藤健と「私の夫と結婚して」W主演で小芝風花を心配するSNS…永野芽郁のW不倫騒動で“共演者キラー”ぶり再注目

  5. 10

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意