様子を見ていたら、ゴルフ翌日に腰に痛みが走り歩行困難に…

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腰痛を機に「健康寿命」を意識した患者さんも

 治療1週間後はさほど痛みに変化はみられませんでしたが、幸い日にちを重ねるごとに改善されていきました。

「左足のしびれと痛みは多少あるけど、少し良くなった気がします。実際に歩行距離も少し伸びました」と、1カ月ほど経ったあたりから、明るい経過報告を頂けるようになり、3カ月後には3日に1回ゴルフができるまでに、さらに半年後には、ほぼ痛みは感じない程度にまで、回復されました。

 現在は日常生活では問題ないものの、座ったりゴルフをした後に、少し痛くなる。ご自身でも引き続きストレッチや筋肉のバランスを考えてセルフケアするように伝えました。

 この患者さんのように、腰痛になったことを機に、自分の生活習慣を見直し、これまでしてこなかった運動やストレッチをしたり、意識してストレス解消をしたりと、生活を改善し自分の生き方そのものを見つめなおし、自身の「健康寿命」を意識するようになった患者さんもいます。

 これからの医療に求められるものは、健康寿命を延ばし、自分らしくイキイキした人生を送る力だと考えます。そんな健康寿命の要ともいえる「腰」について、これからこの連載を通じいろいろお伝えできればと思います。

(ILC国際腰痛クリニック東京・簑輪忠明院長)

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