ヘルニアと診断され痛み止めによる保存療法でしのいでいたが…

公開日: 更新日:

 それ以来、定期的に痛みとともに太もものしびれがあり、半年に1回ぐらいはギックリ腰になりながらも、それでもそこまで強くつらさを感じることなく、過ごしてきたといいます。

 ところがここにきて急に痛みがひどくなり、当院に相談に来られたのでした。お聞きすると、いまは朝など起き上がる時に痛みがあり、特に前かがみになった時が痛く、ちょっとした荷物を取るなど少しでも加重がかかるとさらに痛くなるということでした。

 さっそく検査したところ、脊柱管狭窄(きょうさく)症と椎間板変性症との診断となり、わずかにヘルニアも見つかりました。さらに繰り返す腰痛の原因は、わずかにあるひび割れだということも判明。

 患部を特殊なジェルにより修復する、セルゲル法による施術を合計3カ所の椎間に実施し、さらに硬膜外には各種麻酔薬を注入して治療を終了することになりました。

 施術し1週間後は日替わりで痛くなる場所が変わるとの連絡。基本的には左が痛く、時々右側も痛くなるというものでした。当初あった寝起きの激痛が少し緩和されたというよりも、痛みの種類が変わったといったご様子でしたが、3カ月後には痛みはなくなり、半年後には症状もまったくなくなり、とても調子が良いとの報告を頂くまでに回復されました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束