ヘルニアと診断され痛み止めによる保存療法でしのいでいたが…

公開日: 更新日:

 その患者さんは都内にお住まいの42歳の女性の方でした。1年半前に出産をされ、その時に腰に痛みを感じ、しばらくして自宅の近所の整体院で施術を受けたのですが、その日の夜になって、急に動けなくなるほどの激痛が腰に走ったといいます。

 腰痛といっても原因やその症状はさまざまです。この方の場合は患部の状況がはっきりしていない状況で、整体の施術を受けたことが結果として良くなかったと言えそうです。

 できれば整形外科で患部の状態を詳しく診ることができるMRI撮影を受けていれば……。当院のように360度のX線透過像をデジタルデータ化する機器を置いているところもあります。適切な治療で、激痛を起こすところまでいかなかったのではないかと、考えるのです。

 この女性は翌日、整形外科を受診。ヘルニアと診断されたそうですが、残念なことに具体的な治療はなく、痛み止めによる保存療法でしのぐというものでした。

 ちなみにヘルニアとは、椎間板の内部にある髄核というゼリー状の組織が飛び出して神経を圧迫してしまう疾患で、これが頚椎(けいつい)で飛び出せば「頚椎椎間板ヘルニア」で、胸椎で飛び出せば「胸椎椎間板ヘルニア」。そして腰椎で飛び出せば「腰椎椎間板ヘルニア」と呼ばれます。この方の場合は腰椎だったわけです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る