プロに聞いた! 腰痛対策で押さえておきたい「寝具」の選び方

公開日: 更新日:

■寝ているときは体重の45%が腰に集中する

 マットレス選びのポイントは2つ。まず、適度な反発力。次に、体圧分散。寝返りがしやすく、1カ所(腰)に負担が集中しにくくなることだ。

 睡眠に要する時間は個人差があるとはいえ、だいたい6~8時間だろう。毎日これだけの時間、同じような姿勢を取り続けると、デスクワーク中の同じ姿勢と同様に腰に負担がかかる。

「寝た状態で体重の圧が最もかかるのは腰で、体重の44~45%が集中するといわれています。だから寝返りを無理なく打て、血流の流れをよくできるマットレスがいい。15~20年くらい前までは低反発のマットレスが人気でした。反発力が少なく体が包み込まれるような感じで、同じ姿勢でいても楽なんですが、寝返りを打ちにくい。そこで高反発で寝返りがしやすいマットレスが現在は業界全体でも多く見られます」

 とはいえ、性別や体形、好みによって合うマットレスは異なる。三浦さんが「一概に硬いマットレスが腰痛対策にいいとは言えない」と話すゆえんだ。実際に、横になって試してから選ぶべきだろう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か