腰痛持ちがこぞって買いに来る機能性クッションの実力とは…ハンズ新宿店に聞いた

公開日: 更新日:

座った瞬間、「これは!」と唸った

 記者、そして同行のカメラマンとも、ご多分に漏れず、腰痛持ち。座ってみて「これは!」と唸ったのが、「スタイル プレミアム デラックス」(税込み3万8280円)。「カイロプラクティックの理論に基づいた独自の姿勢サポート機能と、座り心地を追求した構造」と紹介されているのだが、座った瞬間、包み込まれるような感覚を覚えた。背中部分で腰が軽く押され、何とも気持ちいい。

「『スタイル』シリーズは、床置きの『ドクターチェア』(税込み3万8280円)も人気。『スタイル』は、最初からこれ狙いのお客さまがかなり多いです」(栗原さん)

 ただ、初めて機能性クッションを買うには“3万超え”はハードルが高い。

「1985年にアメリカで生まれ、2011年に日本にきたブランドが『バックジョイ』(写真)で、このシリーズはだいたい1万円前後。海外でも人気の機能性クッションです」(栗原さん)

 お面をひっくり返したような形、といえばわかるだろうか。縁が盛り上がり、真ん中部分がへこんでいる。

「これは、縁にお尻を乗せることで、骨盤が立ち上がる形状になっています。使い方を間違えてへこんだ部分にお尻を乗せると、骨盤が沈み込んでしまうので、お間違えのないよう」(栗原さん)

 座るとグラグラしそうな見かけだが、試してみるとそうでもない。骨盤がスッと立ち、自然といい姿勢を保てる。「スタイル」の“包み込み系”に対し、「バックジョイ」は“自分でバランスを取る系”か。「ハンズ新宿店」では、両者が機能性クッションとして人気を二分しているという。

 広報部の高野さんは「スタイルもバックジョイもどちらも使っています。整体で『骨盤が歪んでいる』とよく言われていて、それを何とかしたいと思ったのがきっかけです。もう4~5年になります。腰が楽すぎてもはや機能性クッションは手放せない。慣れすぎて、機能性クッションがないイスに長時間座ると、腰痛になるんじゃないかと心配になります」。

 栗原さんはプライベートタイムは一日パソコンに向き合うことも多いそうで、「そんなときは姿勢改善のサポーターをつけ、機能性クッションを利用しています」。

 皆さんもぜひお試しを。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも