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青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

持ち家は賃貸住宅や公営住宅よりも長生き…では賃貸と公営では?

公開日: 更新日:

 9年にわたる追跡調査の結果、死亡のリスクは、持ち家の居住者と比べ、賃貸住宅の居住者で1.45倍、公営住宅の居住者で1.17倍、統計学的にも有意に増加しました。

 ただし、公営住宅の居住者では、賃貸住宅の居住者と比べて、死亡リスクが20%低下することも示されました。

 論文著者らは、賃貸住宅の居住者と比べて、公営住宅の居住者で死亡リスクが低下した理由として、「公営住宅の周辺は計画的に開発されており、身体活動や社会参加を促す環境が充実している」と考察しています。

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