がん放射線治療ウソ・ホント(1)ネット情報は玉石混交…自分ががん患者になって痛感した

公開日: 更新日:

 乳がんや前立腺がんの場合、月曜から金曜まで毎日病院に通い照射を受ける。乳がんの場合、標準的な照射回数は16回か25回。どちらの回数でも予後に大きな変化はないというエビデンスがあるため、基本的には患者が回数を選択する。

「ただし、患者さんの病状を診て、医師が回数を決めることも少なくありません」

 私の場合、16回を希望したものの、病気を「根絶やし」にするために25回の治療となり、さらに、がんが残りそうな乳房の一部分のみへの照射を最終週にプラス5回、合計30回の放射線治療となった。

「もし途中で行けない日ができたら、最初からやり直しなのか?」という疑問があったが、これは杞憂。1日休めば、治療日数が1日延びるだけで、最初からやり直しということはない。

(源祥子/フリーライター)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    「高市早苗首相」誕生睨み復権狙い…旧安倍派幹部“オレがオレが”の露出増で主導権争いの醜悪

  4. 4

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  5. 5

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  1. 6

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  2. 7

    パナソニックHDが1万人削減へ…営業利益18%増4265億円の黒字でもリストラ急ぐ理由

  3. 8

    ドジャース大谷翔平が3年連続本塁打王と引き換えに更新しそうな「自己ワースト記録」

  4. 9

    デマと誹謗中傷で混乱続く兵庫県政…記者が斎藤元彦県知事に「職員、県議が萎縮」と異例の訴え

  5. 10

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず