右腕を落とさないと命に関わる…元近鉄の佐野慈紀さん糖尿病との闘いを語る

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 右腕を切断したあと、病棟の洗面所で初めて鏡を見た瞬間、「受け入れなしゃあない」と思ったんですけど、同時に「受け入れるってなんやねん」という思いになって、最終的に「受け入れんでもいいや」という結論に落ち着きました。その代わり「ネガティブなことは考えない。強がりでもいいからポジティブでいよう」と気持ちを切り替えました。

 糖尿病の始まりは38歳ぐらい。咳が長く続いたので病院に行ったら、「軽い肺炎」と診断されて即入院。そこで血糖値を測ったら350㎎/デシリットルと判明し、「糖尿病」だとわかりました。

 現役引退後、健康診断を受けていなかったのでまったく気づきませんでした。自分なりには食生活に気を付けて、体調は良かったし、子供の野球教室に参加して運動していたから、健康だと思っていたのです。

 入院10日間で肺炎が治り、退院した後は、医師に勧められて糖質制限を始めました。その結果、85キロあった体重が2カ月で78キロまで落ちて、血糖値もすぐ220まで下がりました。さらに血糖値を下げるためインスリン注射を打ち始めると200を切り、その後も順調に減っているものだと思っていました。

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