「ブルーライト」を朝や昼に浴びることは“悪”ではない

公開日: 更新日:

 この10~20年で、パソコンやスマホが広く普及し、とくにスマホは現代人にはなくてはならない存在となりました。地図を見たり、ニュースサイトやSNSをチェックしたり、ゲームをしたり動画を長時間見たり……。昔に比べると、読んだり見たりする対象物が圧倒的に小さくなり、目を使う時間が断然長くなった。現代人は相当目を酷使しているということです。

 その影響もあって、老眼の症状を自覚する年齢も、以前より早くなっていると感じています。ひと昔前ならば40代半ばで老眼を自覚し始める人が大半だったのが、いまは40代前半で「小さな文字が見えづらい」と訴える人が多い。スマホやパソコンの見過ぎが原因のひとつと捉えています。

 スマホやパソコンを見ている間は、目が常にブルーライトを浴びています。ブルーライトとは「光の中の青色の波長の光線」のこと。角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで到達する光です。

 スマホやパソコンが当たり前になるにつれて、ブルーライトは「よくないもの」としてその名前が世に広まるように。が、実はブルーライトは太陽光にも含まれていて、人の体内時計を整えてくれる役割をしてくれる大切な存在でもあるのです。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  2. 2

    崖っぷち渋野日向子に「日本人キャディーと縁を切れ」の声…外国人起用にこれだけのメリット

  3. 3

    だから今年の日本女子オープンはつまらない…“簡単コース”で予選カットラインは史上最少「-1」

  4. 4

    森保監督がブライトン三笘薫を代表招集外にしたウラ側…10日パラグアイ戦、14日ブラジル戦へ

  5. 5

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  1. 6

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  2. 7

    フリーの風間俊介&生田斗真は大活躍も…旧ジャニ「ドラマ班」次世代は“自称”止まりの寂しい現状

  3. 8

    テレビはグルメ、熊、線状降水帯ばかり…もっと大事なことを放送したくないための隠れ蓑か

  4. 9

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  5. 10

    次の自民党総裁選が誰でも菅義偉が“陰の主役”…絶対王者の力の源泉は何なのか?