著者のコラム一覧
荒井宏幸クイーンズ・アイ・クリニック院長

クイーンズ・アイ・クリニック院長。医学博士・眼科専門医。医療法人社団ライト理事長。みなとみらいアイクリニック主任執刀医。防衛医科大学校非常勤講師。

スマホ老眼を治したい…プチスマホデトックスから始めよう

公開日: 更新日:

 老眼世代ではないのに老眼のような症状が出る「スマホ老眼」。スマホを長時間見過ぎてしまうことが原因で、年齢にかかわらず目のピントが合わなくなります。

 症状を治すために、3日間スマホの電源をオフにして一切見ないスマホデトックスを前回は推奨しました。とはいえ、私の患者さんの中でも「3日間はとても無理」という方が大勢いらっしゃる。その場合、私は「まず短い時間のスマホデトックスから実行しましょう」と提案しています。

 たとえば、乗り物の中だけはスマホを見るのをやめてみる。実はこれ、スマホ老眼だけではなく、眼精疲労を和らげるのにもとても有効なんですよ。なぜか。電車など動いているものの中で目を使うと、目は動きを追うことになる。静止したものを見るときよりも格段に疲れてしまいます。 

 さらに、電車やバスの中は冷房や暖房が過度に効いていることが多く、空気が乾燥している。乾燥は目に大敵(涙の蒸発量が増えるためドライアイの原因となることも)ですから、乾燥予防のためにも電車の中ではできるだけ目をつぶるのが望ましい。

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