著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

大統領選はメンタルに悪い…米国人の6割がネガティブな影響を自覚

公開日: 更新日:

 大統領選を目前に控え、アメリカ人の6割以上がメンタルに悪い影響を受けているという調査結果が発表され、波紋を呼んでいます。

 ビジネス誌「フォーブス」が2000人を対象にした調査によれば、61%が大統領選からメンタルにネガティブな影響を受け、46%が不安を感じ、37%がストレスを、31%が恐れを感じていることがわかりました。

 また若いほどその影響を受けやすく、18〜27歳のZ世代が66%と最も高くなっています。また男性より女性の方が影響を受けやすいこともわかりました。

 さらに注目すべきなのは、Z世代の53%が、こうした不安やストレスが仕事にも影響していると回答していることです。 

 専門家は「これほどの大きな決断をくださなければならない選挙に関し、不安やストレスを感じるのは当然」としながらも、前回の選挙の後にエスカレートした激しい分断や議会襲撃などが、再び起こることを懸念する気持ちが大きいと指摘しています。

 では、彼らはこうした不安やストレス、恐れにどう対処しているのでしょうか? 最も多いのは「ニュース報道を見ないようにする」で44%。日本と違い、各候補者に関するおびただしい報道が流れるアメリカでは、どこかのタイミングでそれをシャットアウトしなければ耐えられない、と感じている人は少なくありません。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ソフトB“二軍の帝王”砂川リチャードが一軍で打てない根本原因…師匠・山川穂高が喝破

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    楽天・田中将大に囁かれていた「移籍説」…実力も素行も問題視されるレジェンドの哀れ

  5. 5

    小芝風花は来年も「ゴチ」はやるの? ファンからは「来年も笑顔は見たい」と継続希望の声

  1. 6

    公的年金“不公平”議論どうなる?「第3号被保険者」制度の廃止をめぐり賛否が真っ二つ

  2. 7

    立花孝志氏の立件あるか?兵庫県知事選での斎藤元彦氏応援は「公選法違反の恐れアリ」と総務相答弁

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    斎藤元彦知事は“無双”から絶体絶命に…公選法違反疑惑で刑事告発した上脇教授と郷原弁護士に聞いた

  5. 10

    「年末ジャンボ宝くじ」(連番10枚)プレゼント