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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

米シカゴ開催の民主党全国大会で…中絶と体外授精に新たなスポットライトが当たる

公開日: 更新日:

 シカゴで開催された民主党全国大会で、人口妊娠中絶と体外授精が大きく取り上げられ、大統領選の結果を左右する重要案件として、改めて注目が集まっています。

 大会の主役はもちろん、新たな大統領候補となったカマラ・ハリス氏です。しかしオバマ元大統領夫妻ら民主党の重鎮らが次々にスピーチする中で、最も重要な案件として取り上げられているのが、中絶と体外受精なのです。

 中絶に関してはこれまで何度も書いていますが、2022年の最高裁判決でアメリカ50州のうち14州で完全に禁止となっています。それ以外の州でも様々なレベルで制限が加えられ、医師や患者も混乱しているというのが現状です。また近親相姦やレイプの場合で中絶が禁止されるかどうかも、州によって規制が異なります。

 中絶禁止を支持し、全米での禁止もほのめかしてきたトランプ氏と、禁止に反対するハリス氏の間での戦いが激しくなっています。

 民主党全国大会では、そんな中絶禁止の影響を受けた女性たちが登壇しました。

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