著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

アメリカで双子や三つ子の出産が減っている理由とは?

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 また一方で、多胎児の出産は早産などのリスクがあり、場合によっては発達障害の可能性も高まることがわかってきました。そこで複数の胚の移植を控える医師が増え、多胎児の出産も減ってきたというわけです。
CDCによれば、現在はアメリカの体外受精の8割で、単一の胚を移植しているとのことです。

 ところで体外受精でなくても、双子を自然に妊娠する可能性は年齢とともに高くなります。つまり双子が増えたのは、女性の出産年齢の上昇にも関連しています。双子の出生率は減ってはいるものの、現在も1000件の出産のうち31件と、1980年代の1.5倍以上の高い水準をキープしています。

 ちなみに双子を産んだ有名セレブとしては、ビヨンセジェニファー・ロペス、アンジェリーナ・ジョリーなどが知られています。

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