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下山祐人あけぼの診療所院長

2004年、東京医大医学部卒業。17年に在宅医療をメインとするクリニック「あけぼの診療所」開業。新宿を拠点に16キロ圏内を中心に訪問診療を行う。

新居に引っ越すまでは自宅にいたい…しかし刻一刻と容体は悪化して…

公開日: 更新日:

「(病院に)引っ越しましょう」(患者)

 容体が刻一刻と悪化する中で、いつしか新居マンションを見るまではといった思いも消え……。それから数日後に入院することになったのですが、入院する朝、介護タクシーを利用し病院へ着いたのち、その日のうちにご逝去されたそうです。

「夕方の4時49分に亡くなりました。ここまで本当によくがんばったって言われ、寂しいですが、後悔はないです。関わってくださった皆さまに感謝をお伝えしたいです」

 そう娘さんからお電話をいただきました。

 さまざまな選択肢がある中から、本当に患者さんやご家族にとって、一番納得でき、後悔なく過ごしてもらうためにはどうしたらよいのか? 正解のない答えを在宅医療の現場で、探りながら考え学ぶ日々なのです。

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