著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

敬意を込めた「タメ口」が相手の心を開かせる…親近感を抱きやすくなる

公開日: 更新日:

 例えば、私たちは木村拓哉さんのことを、「キムタク」と親しみを込めて呼びます。「キムタク」以外にも、「松潤」(松本潤)、「たかみな」(高橋みなみ)という具合に、名字と名前の一部を組み合わせた呼び方で呼ばれる有名人はたくさんいます。有名人だけではありません。同僚や友人間でも、独特の呼称を持つ人はいるはずです。

 社会心理学では、「ネーミング効果」と呼ばれているのですが、名前で呼び合うことは、相手に親近感を与え関係を深めるきっかけとなり、それはあだ名であっても変わりません。「〇〇ちゃん」「〇〇くん」と呼ぶことに抵抗があるのであれば、ネーミング効果を働かせてみる。それだけで、呼ぶ側も呼ばれる側も、“私たちだけの内輪感覚”を共有することができる効果が生まれるのです。名前ひとつをとっても、あえて崩すことで親近感を抱きやすくなるというわけです。

 いきなりタメ口にシフトすることが難しいという方におすすめしたいのが、「敬語を使いながらフレンドリーに話す」という方法です。そのひとつが、言葉の語気を調整することです。語気とは、言葉の覇気や勢いのこと。発音や口を柔らかくすると、おのずと語気は弱まります。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    エゴイストのような「人間性」がアウト? ドジャース佐々木朗希にトレード説がくすぶり続ける根拠

  2. 2

    小室圭さん家族3人ショットを「ニューヨーク・ポスト」が報道 1億円以上の新居から居住先、子供の性別まで赤裸々に…

  3. 3

    和久田麻由子アナがフジとTBSではなく日テレを選んだワケ 今週からついに新報道番組に登場

  4. 4

    萩本欽一(5)「親父はカメラ屋、母親はご飯も炊けない四国のお姫さまだった」

  5. 5

    阪神・立石正広は“走り方”にさえ問題あり 3度目の故障を招いた根本原因を専門家が指摘

  1. 6

    小室圭さん&眞子さんの「第1子の性別」を特定 NYポスト紙報道の波紋と今後憂慮すべきこと

  2. 7

    元EXILE黒木啓司「脱税セレブ・宮崎麗果と離婚へ」報道に納得の声

  3. 8

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?

  4. 9

    元EXILE黒木啓司がLDHを離れたワケ…妻のド派手すぎるセレブ生活が遠因か

  5. 10

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声