「テロメア」の保護には栄養素をバランス良く腹八分目の食事を

公開日: 更新日:

 さらに、栄養素を構成するのが元素で、人は約60種類の元素からなる。そのうち水素、炭素、窒素、酸素を主要元素と言い、95%を占めている。例えば筋肉をつくったり、酵素やホルモンの生成、免疫機能のサポートをする働きをしているタンパク質の構成要素であるアミノ酸は、水素、炭素、窒素、酸素の主要元素でできており、一部のアミノ酸は硫黄が加わる。

■1回の食事に15分以上かける

 主要元素以外の元素を総称してミネラルと呼び、通常の食事では不足しがちな主要16種類を必須ミネラルという。

「必須ミネラルは、カルシウム、リン、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、硫黄、塩素、鉄、銅、亜鉛、マンガン、セレン、ヨウ素、コバルト、モリブデン、クロムです」

 ミネラルには3つ(①身体を作る材料、②生体機能の調整、③タンパク質などと結合して酵素の構成物質となる)の働きがある。

 ①は骨や歯の材料となるカルシウム、リン、マグネシウム、②は神経・筋肉の興奮性に使われるカリウム、ナトリウム、リン、マグネシウム、③はマグネシウム、鉄、銅、亜鉛、マンガン、セレンといった具合だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」