高血圧専門医が教える「絶対に失敗しない減塩法」我慢するのはたった1週間

公開日: 更新日:

 健康寿命を延ばす上で、減塩は避けて通れない。高血圧の人はもちろん、血圧が正常範囲の人も、塩分の取りすぎは動脈硬化、ひいては脳卒中心筋梗塞のリスクを高めるからだ。

 一方で、日々の減塩にうんざりしている人、何度やっても失敗してしまう人もいるだろう。その場合、日本歯科大学内科客員教授、聖光ケ丘病院顧問の渡辺尚彦医師(高血圧専門医)が患者に勧めている「反復1週間減塩法」を試してみてはどうか。

 渡辺医師がかつて“普通の減塩法”を患者に勧めていた時、「これを長く続けるのはかなり困難」と感じていた。

「日本高血圧学会が推奨する1日の塩分摂取量は6グラム未満。これまで1日10グラムや14グラムで生活をしていた人にとって、1日塩分6グラム未満の生活は相当つらい。実際、挫折する患者さんが珍しくありませんでした。医師や管理栄養士もそれはわかっているが、確実に減塩に成功する方法を持ち合わせていませんでした」

 ある時、中華料理店を経営する患者から、こんなことを言われた。

「店の営業時間中、ずっと料理の味を見ているので、店を閉める頃には塩味がわからなくなる」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が楽天・辰己涼介の国内FA争奪戦に参戦へ…年齢、実績的にもお買い得

  2. 2

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  3. 3

    囁かれていた「Aぇ!group」は「ヤベぇ!group」の悪評判…草間リチャード敬太が公然わいせつ容疑で逮捕の衝撃

  4. 4

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  5. 5

    ソフトB風間球打にはイップス疑惑…昨季のプロ野球“女性スキャンダル三羽ガラス”の現在地

  1. 6

    高市総裁は就任早々から人事で大混乱…女性応援団たちに“麻市内閣”ポストの目はあるのか?

  2. 7

    一発退場のAぇ!group福本大晴コンプラ違反に「複数人関与」疑惑報道…旧ジャニ“インテリ”枠に敬遠の風向き

  3. 8

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  4. 9

    崖っぷち渋野日向子に「日本人キャディーと縁を切れ」の声…外国人起用にこれだけのメリット

  5. 10

    くも膜下出血で早逝「ブラックモンブラン」41歳副社長の夫が遺してくれたもの…妻で竹下製菓社長が告白