糖尿病専門医が勧める「16時間断食」とは? 痩せて免疫機能が高まる…メリットとデメリット

公開日: 更新日:

 お腹の肉を余裕でつまめてしまう人は、健康のためにも「16時間断食」はどうか? 「16時間何も食べない」と捉えるとハードルが高くなるが、無理なくできる方法がある。16時間断食を実践する青木厚医師に、16時間断食のメリットと方法、デメリットを聞いた。

■寝ている時間+食べない時間=16時間

 あおき内科・さいたま糖尿病クリニックの院長を務める青木医師は、糖尿病・内分泌代謝の専門医。多くの患者を診る中で、「食べ過ぎの害」を常々感じていたという。

「『1日3食が健康的』という思い込みから、空腹でもないのに1日3回食べている。それで何の問題もなければいいのですが、『午後は眠くて仕事になりません』というようであれば、必要以上に食事を取っている可能性があります」(青木医師=以下同)

 食後は消化のため血液が胃腸に集まり、血糖値も上昇するので、少しぐらい眠気を感じるのは仕方がない。

 しかし「仕事にならない」レベルの眠気は、食べ過ぎで「血糖値の急激な乱高下」が生じていると考えられる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「マラソン」と「大腸がん」に関連あり? ランナー100人への調査結果が全米で大きな波紋

  2. 2

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態

  3. 3

    高市総裁「首相指名」に漂う不安…自民党内は“厭戦ムード”も燻る火種、飛び交う「怪文書」の中身

  4. 4

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    高市自民、公明からの三行半で早くも本性露呈…「やられたら秒でやり返す」「イキらなきゃ負け」のオラオラ体質

  2. 7

    出来たとしても高市政権は短命…誰も見通せない激動政局の行方を徹底分析(前編)

  3. 8

    佐川宣寿元理財局長のメール開示「遺族と話し合う」…森友文書で加藤財務大臣が明言

  4. 9

    進次郎氏落選もダメージなし? 妻・滝川クリステルが目指した「幸せ家庭生活」と耳にしていた夫の実力

  5. 10

    侍J井端監督 強化試合メンバー発表の裏に「3つの深謀遠慮」…巨人・岡本和真が当選のまさか