著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

健康的に痩せられると評判 「8時間ダイエット」の効果は?

公開日: 更新日:

 痩せるためのダイエットの方法はさまざまですが、8時間ダイエットをご存じでしょうか。

 8時間ダイエットとは、食事を取る時間を1日のうち8時間以内に制限して、残り16時間は食事を取らないダイエット方法のことです。

 インターネット上ではプチ断食などと呼ばれ、食べない時間を増やすことで健康的に痩せることができると考えられているようですが、その効果はどの程度なのでしょうか。

 米国医師会が発行している内科専門誌に、8時間ダイエットの効果を検証した研究論文が2020年9月28日付で掲載されました。

 この研究では、18~64歳で体格指数<BMI=[体重(キロ)]÷[身長(メートル)の2乗]で表される数値、18・5~25未満が標準>が27~43の116人(平均46・5歳、男性60・3%)が対象となりました。被験者は正午から午後8時までの時間帯のみ食事を摂取する8時間ダイエット群、もしくは定期的に1日3回の食事を取るように指示された通常の食事摂取群にランダムに振り分けられ、12週間後の体重変化が検討されています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  2. 2

    「備蓄米ブーム」が完全終了…“進次郎効果”も消滅で、店頭では大量の在庫のお寒い現状

  3. 3

    小芝風花&森川葵はナゼ外れた? 来秋朝ドラ「ばけばけ」ヒロインを髙石あかりが射止めた舞台裏

  4. 4

    オレが立浪和義にコンプレックスを抱いた深層…現役時代は一度も食事したことがなかった

  5. 5

    参政党のあきれるデタラメのゴマカシ連発…本名公表のさや氏も改憲草案ではアウトだった

  1. 6

    阿部巨人が今オフFA補強で狙うは…“複数年蹴った”中日・柳裕也と、あのオンカジ選手

  2. 7

    さや氏の過去と素顔が次々と…音楽家の夫、同志の女優、参政党シンボルの“裏の顔”

  3. 8

    参政党さや氏にドロドロ略奪婚報道の洗礼…同じく芸能界出身の三原じゅん子議員と“お騒がせ”な共通点が

  4. 9

    ドジャース大谷翔平「絶対的な発言力」でMLB球宴どころかオリンピックまで変える勢い

  5. 10

    自民党を待ち受ける大混乱…石破首相は“針のムシロ”のはずが、SNSでは〈#やめるな〉が急拡大