空腹感なくリバウンドしにくく美しい体になる「最善の断食」

公開日: 更新日:

 コロナ太りがいよいよヤバくなっている人は、ファスティング(断食)に挑戦してはどうか? 筋肉量を維持しながら脂肪だけを落とせるという「坂田式オプティマム・ファスティング(最善の断食)」を提唱する薬剤師の坂田武士氏に、その方法を聞いた。

 なぜ、「筋肉量を維持しながら脂肪だけを落とす」ことが重要なのか?

ダイエットというと、体重にばかり目が行きがちですが、たとえ体重が減っても、筋肉や水分の量が減って体脂肪がついたままでは美しい体になれず、基礎代謝(安静時の消費エネルギー)が落ちてリバウンドしやすくなります」(坂田氏)

 高齢者においては、筋肉量の減少はサルコペニア、フレイルを招く。つまり、筋力や身体機能が低下し、転倒・骨折、寝たきりのリスクが高まり、虚弱状態で健康障害を起こしやすくなる。

「人間の体の主な構成成分は水分、タンパク質、脂質の3つで、ダイエット中もこれらを適切量取ることは必要です。一方で、長年乱れた食生活を送って内臓が疲れていると、食事からの栄養素の消化→吸収→輸送→代謝→排泄の流れが滞り、脂肪や老廃物をため込む太る体質になってしまう。そこで、体が喜ぶ栄養素を取りつつ消化器官を休ませ、消化から輸送までの一連の流れをスムーズにする。これがオプティマム・ファスティングなのです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった