著者のコラム一覧
荒井宏幸クイーンズ・アイ・クリニック院長

クイーンズ・アイ・クリニック院長。医学博士・眼科専門医。医療法人社団ライト理事長。みなとみらいアイクリニック主任執刀医。防衛医科大学校非常勤講師。

“かえるのCM”が印象的な「アイフレイル」とは?

公開日: 更新日:

 たとえば「目が重い・疲れる・かすむ・充血する・かわく・違和感がある」など。全体的に常に調子が悪いと感じる。けれど、加齢による機能低下が原因で目の病気ではないため治療の対象にはならない。

 ただし、別の基礎疾患が隠れている可能性もあるので、「目の調子が悪い」場合には眼科で検査を受けた方がいい。それを推奨したCMです。

 現状では病気の診断がつかなくても、数年後には病気の初期所見が見つかることもある。そのため、たとえ「以前に問題ないと言われた」としても、1~2年に1度は眼科での検査を受けるようにしていただきたいです。

 目の病気が進行していて、数年後に眼科に行った際には回復が難しい状態になっていたということもありますから。特に目の不調が増えてくる中高年の方は、転ばぬ先の杖だと思って定期的な眼科受診を。

 アイフレイルとインターネットで検索すると、公式サイトを見つけることができると思います。そこに「アイフレイル チェックリスト」もありますので、気になる方はぜひ確認してみてください。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも