(1)生物学的な違いが寿命の差を生んでいる

公開日: 更新日:

 男性の加齢やストレスなどによる男性ホルモン(テストステロン)の減退現象の分析・研究が進み、男性のテストステロン低下のバラツキが著しいことから、女性側の医学的問題点より臨床上、より細心な個々人の検査と診断が求められていることが明らかになってきた。

 医学的にも男性は難しい。男性は、幼児期は女性より病弱であり、しかも思春期青年時代にもいろいろな隠れた医学的問題を抱えている。

 この性差医学の重要性は、中高年人口が増加する長寿社会でクローズアップされるようになり、男性側の健康問題にも世間の関心が高まってきた。

 男性にも女性と似たような「更年期」があるとの認知はかなり広がっている。男性側は生活習慣が悪いから寿命が短いのではなく、男女の生物学的な違いが寿命の差を生んでいることに注目してほしい。=つづく

(監修=田村貴明・千葉大泌尿器科特任助教、医師 構成=熊本美加/医療ライター)

【連載】男性はなぜ女性より平均寿命が短いのか

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒