著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

勉強は効果的な方法やルールを取り入れて行うように!

公開日: 更新日:

 勉強をする際、覚えることが多すぎて、「何から始めればいいか分からない」と手が止まってしまう──。資格や語学の勉強をしている人なら、一度は体験したことがあるのではないでしょうか。

 そんなとき、参考にしていただきたいのが、広島大学の前田らの「自分が興味のあるものから始めるとよい」という研究(2012年)です。

 前田らは中高生946人を対象に、「本人の属性」「自己効力感(目標達成に向けて、それを実行する能力が自分に備わっていると信じる力)」「好き・嫌いな科目」「その好き・嫌いな理由」「好き・嫌いな科目の勉強の仕方」などのアンケートを取ったうえで、どのような傾向があるかを調べました。

 その結果、科目の好き・嫌いと自己効力感に関係はなく、シンプルに好きな科目の方が嫌いな科目よりも、主体的に工夫や努力をしながら勉強する傾向が分かったといいます。

 脳は「楽しい」という気持ちがあればあるほど活性化し、インプット力もアウトプット力も高まります。そのため、モチベーションが上がりやすい関心のあることから着手すると効率が上がるというわけです。

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