著者のコラム一覧
南渕明宏

昭和医科大教授、心臓血管外科専門医、医学博士。

なぜ患者さんの職業を聞いちゃいけないの?

公開日: 更新日:

 やっぱり、若い世代の皆さんは、人と関わりたくない、関わってはいけない、関心も持ってはならない、という文化なのでしょうか?

 仕事の話をしだすと、熱弁が始まり止まらない人がいます。一方で何も言いたがらない人もいます。「引退したから今は何もやっていません」という人でも、やはりその人の世界観を知りたい! と、根掘り葉掘り、私は聞き出そうとします。そうです、私の趣味なのです。

 芸能関連会社の方には「タレントUって誰なんですか? ホントのところ」。

 警察庁の方には「〇児島の本部長になれって辞令、あれ罰ゲームですよね!?」。

 銀行員の方には「貸金庫ねぇ、あれってすごくいい加減なんでしょ」。

 私としてはせっかく医者になったのだから、若い医師には、もっと楽しく毎日の仕事をしてほしいと思います。目の前の患者さんの背景にも関心を払い、知ろうとすることは、診療にも欠かせないと思うのです。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  2. 2

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か

  5. 5

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  1. 6

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  2. 7

    三山凌輝に「1億円結婚詐欺」疑惑…SKY-HIの対応は? お手本は「純烈」メンバーの不祥事案件

  3. 8

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  4. 9

    佐藤健と「私の夫と結婚して」W主演で小芝風花を心配するSNS…永野芽郁のW不倫騒動で“共演者キラー”ぶり再注目

  5. 10

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意