(7)やせる食べ物…おすすめは食前食間の高カカオチョコ

公開日: 更新日:

「空腹時に食べれば直後の食事の量を減らすことができ、食べ過ぎを防げます。また、幸福ホルモンと呼ばれるセロトニンの90%は、小腸粘膜の細胞で合成されます。カカオポリフェノールは悪玉菌を抑え、善玉菌を増やす働きがあり、腸粘膜の健康をサポートすることでセロトニンの前駆体のトリプトファンからの合成をサポートします。さらにカカオポリフェノールが持つ抗酸化、抗炎症作用でストレスを減らし、セロトニンの分泌を安定化することもわかっています」

 カカオにはカカオポリフェノール以外に「カカオプロテイン」と呼ばれるタンパク質が含まれている。小腸で吸収されず大腸で便通を良くしたり、便のかさを増すことでお通じを良くする。カカオに含まれる脂肪酸のひとつであるステアリン酸は分子が大きく体内に吸収されにくい。そのためカカオは安心して食べられるという。

「私の患者さんで3週間で結果が出た人、3カ月で重い症状を改善できたという人もいます。焦らず腰を据えて習慣化することが大切です」(つづく)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」

  2. 2

    円安地獄で青天井の物価高…もう怪しくなってきた高市経済政策の薄っぺら

  3. 3

    現行保険証の「来年3月まで使用延長」がマイナ混乱に拍車…周知不足の怠慢行政

  4. 4

    ドジャース大谷翔平が目指すは「来季60本15勝」…オフの肉体改造へスタジアム施設をフル活用

  5. 5

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  1. 6

    佐々木朗希がドジャース狙うCY賞左腕スクーバルの「交換要員」になる可能性…1年で見切りつけられそうな裏側

  2. 7

    【武道館】で開催されたザ・タイガース解散コンサートを見に来た加橋かつみ

  3. 8

    “第二のガーシー”高岡蒼佑が次に矛先を向けかねない “宮崎あおいじゃない”女優の顔ぶれ

  4. 9

    二階俊博氏は引退、公明党も連立離脱…日中緊張でも高市政権に“パイプ役”不在の危うさ

  5. 10

    菊池風磨率いるtimeleszにはすでに亀裂か…“容姿イジリ”が早速炎上でファンに弁明