(2)代表的な5つの前立腺手術の方法…長所と短所

公開日: 更新日:

◆HoLEP(ホーレップ)=レーザーで前立腺の内側をくりぬく手術

 大きな前立腺にも対応でき、再発しにくいのが利点。医師の技術力が必要な手術のため、行える医療機関がやや限られます。術後、一時的に尿もれが出ることもあります。

◆PVP(ピーブイピー)=レーザーで前立腺組織を蒸発させる手術

 出血が少なく、体への負担が比較的軽い方法。回復が早い傾向がありますが、歴史がTURPほど長くないため、長期的なデータはやや少なめとされています。

◆PUL(ピー・ユー・エル)=前立腺吊り上げ術(インプラントで持ち上げる)

 前立腺を削らず、インプラントで前立腺を寄せて尿道を広げます。

◆WAVE(ウエーブ)=前立腺水蒸気治療(水蒸気で前立腺組織を縮小させる)

 前立腺組織内に専用デバイスで熱した水蒸気を注入し、組織が吸収されて尿道を広げます。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  2. 2

    横綱・大の里まさかの千秋楽負傷休場に角界から非難の嵐…八角理事長は「遺憾」、舞の海氏も「私なら出場」

  3. 3

    2026年大学入試はどうなる? 注目は公立の長野大と福井県立大、私立は立教大学環境学部

  4. 4

    東山紀之「芸能界復帰」へカウントダウン着々…近影ショットを布石に、スマイル社社長業務の終了発表か

  5. 5

    「総理に失礼だ!」と小池都知事が大炎上…高市首相“45度お辞儀”に“5度の会釈”で対応したワケ

  1. 6

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  2. 7

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  3. 8

    義ノ富士が速攻相撲で横綱・大の里から金星! 学生相撲時代のライバルに送った痛烈メッセージ

  4. 9

    同じマンションで生活を…海老蔵&米倉涼子に復縁の可能性

  5. 10

    独立に成功した「新しい地図」3人を待つ課題…“事務所を出ない”理由を明かした木村拓哉の選択