【紅茶】身体をすみやかに温めて背中の「冷え」を改善する
とくにシニアは筋肉量や基礎代謝の低下で、体温が低くなりやすい傾向があります。また自律神経の働きも加齢によって衰えているため、背中の冷えにつながってしまうのです。
背中の冷えは、首や肩、腰の不調を引き起こす原因になります。早めに改善を図りましょう。
中医学において背中の冷えは「心陽虚(しんようきょ)」と呼ばれる状態であることが多いと考えます。「心」は、血脈と血液循環機能をつかさどり精神活動をコントロールする臓器。ここが弱ると動悸や息切れといった症状、心臓系の病気、動脈硬化などが悪化しやすくなるとともに、不安感、気分の落ち込みが現れやすくなります。
また「楊虚」は身体を温める陽気が不足し冷えている状態をいいます。つまり心陽虚とは、心が冷えた状態。心の弱りから引き起こされるトラブルに加えて、背中の冷えが顕著になるとともに背中や胸の痛み、手足の冷え、といった不調も現れるのです。
改善のためには心に作用し、温める食材を取り入れることが必要です。
おすすめは紅茶。薬膳ではすべての食材は、身体を温める「温熱性」、身体を冷やす「寒涼性」、どちらでもない「平性」にわけられると考えます。紅茶は温熱性に該当し、身体をすみやかに温める働きがあるのです。さらに、心の働きをサポートして、心楊虚を改善します。リラックスや精神安定にもよく、動悸の改善にも役立ちます。


















