著者のコラム一覧
荒川隆之薬剤師

長久堂野村病院診療支援部薬剤科科長、薬剤師。1975年、奈良県生まれ。福山大学大学院卒。広島県薬剤師会常務理事、広島県病院薬剤師会理事、日本病院薬剤師会中小病院委員会副委員長などを兼務。日本病院薬剤師会感染制御認定薬剤師、日本化学療法学会抗菌化学療法認定薬剤師といった感染症対策に関する専門資格を取得。

OTC化されたアフターピルが2月から薬局で購入できるようになる

公開日: 更新日:

 これまで日本では、緊急避妊薬、いわゆる「アフターピル」を手に入れるには、婦人科など医療機関で処方してもらう必要がありました。しかしこのたび、緊急避妊薬「ノルレボ」が薬局で処方箋なしに購入できるようになるというニュースが飛び込んできました。厚生労働省による専門家会議でスイッチOTC化が了承され、2026年2月2日から要指導医薬品として発売される予定です。

 緊急避妊薬は、避妊に失敗した場合や避妊を行っていない性交後に服用することで、妊娠の可能性を下げる薬です。性交後できるだけ早く、おおむね72時間以内に服用することが望ましく、有効率は約8割前後とされています。これまでは医師の診察や処方箋が必要だったため、タイミングを逃してしまうケースも少なくありませんでした。働きながら受診しづらい人や、夜間や地方で医療機関が見つからない人にとって、「すぐに薬が手に入らない」こと自体が大きな障壁だったのです。

 薬局で買えるようになる最大の利点は迅速性でしょう。服用できる時間が限られている中で、必要な時にすぐ手に取れることは大きな前進です。また、年齢制限や保護者の同意不要で、薬剤師による対面での説明を受ければ購入できます。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る