“ほんのひと口”でもナッツアレルギーを起こす子供が急増している
最近、日本で子供の食物アレルギー、特にナッツ類によるアナフィラキシーが急激に増えているという報告が注目を集めています。
最新の全国データによれば、特にクルミを原因とするアナフィラキシー発症が近年急増しており、ナッツは今や卵に次ぐ子供の原因食物になっているというのです。しかも、従来よりずっと少ない“ほんのひと噛み”で反応を起こす子供が増えてきているとのことです。
ナッツ類はさまざまな食品にさまざまな形で使用されていて、見た目には判別ができないことも多くあります。ですから、日常生活において、ナッツが含まれる加工食品やお菓子、パン、調味料などの成分表示を正しく理解することが大切です。「少しの量」「ひと口だけ」でもアレルギー反応が起こりうるという意識を持つことが必要なのです。また、学校や保育所、家庭でのアレルギー対策(誤食防止、救急対応、エピペン携帯)の重要性を周知することも大切だと考えています。
ナッツはおいしく、手軽な食材です。しかし、その一粒が、子供の命を左右することもあるのです。お子さんやお孫さんがナッツ入りのお菓子を手にしたとき、少し立ち止まって考えてみてください。初めて食べるナッツの種類であれば、少量から慎重に与え、アレルギー症状がないかを注意深く観察することが大切です。


















