4月から「9価」一本化。何が変わる?「HPVワクチン」の副反応とよくある疑問…親も知っておきたい
■全額無料と3回9万円の分かれ目
費用は、定期接種の対象である「小6から高1“相当”の女性」であれば無料(公費負担)。“相当”とつくのは、定期接種の対象が生年月日で定められており、同じ学年でも生まれた月によって年齢が異なるからだ。14歳までは接種回数は2回。その年齢を超えると3回になるので、医療機関に接種に行く手間などを考えると、早く打ったほうが負担が少ないと言える。
定期接種の対象を外れる女性は全額自費。男性は、年齢問わず全額自費。9価の場合、1回3万円前後、3回で8万~9万円が目安となる。男性への助成制度がある自治体もある。
「HPVが関連する病気は、子宮頚がんだけではありません。肛門がん、膣がん、外陰がん、尖圭コンジローマの原因にもなり、HPVワクチン接種は、それらの病気の予防にもつながります。男性への接種は、男性自身の関連がん予防だけでなく、パートナーへのHPV感染を防ぐ目的もあります。実際、男女ともに定期接種の対象としている国は数多くあります。女性では無料なのに男性では高額な費用がかかるというジェンダー平等(性差のない公平な公費負担)の観点が損なわれていることからも、男性の定期接種化は重要な課題の一つです」


















