著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

貧困からの脱却が高齢期の抑うつを防ぐ? 日本の高齢者1300人のデータから判明

公開日: 更新日:

 その結果、生涯にわたって常に貧困だった人と比べて、裕福さが増大していた人では、抑うつ気分を有していた人の割合が40%、統計学的にも有意に低下していました。一方、常に裕福だった人では、抑うつ気分を有する人の割合が28%少ない傾向にありましたが、統計学的に有意な差を認めませんでした。

 論文著者らは「過去の経済的な困窮状態からの脱却が、高齢期のメンタルヘルスに良い影響をもたらす可能性がある」と考察しています。

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